種子島に暮らす「へでなし」のメンバーやぶじゅんこと矢吹淳さん。新しい歌ができたんだけど、アコーディオンどんなふうに入ったらいいかなー、って出来立てのすてきな歌が動画で届く。
歌の名前は叢雲葵(ムラクモアオイ)、聴いてると島の景色や吹く風が音楽といっしょに届いてくるみたい!幸せな気持ちで歌を聴いた。今すぐにでも持ってる楽器でいろいろ重ねたかったけど、時計の針は夜10時、音楽するのをぐっと我慢してイメージをいっぱいに膨らませながら眠りにつき、新しい朝に早速音を重ねてみる。
我が家には教会のバザーで安く購入したというみっちぃの実家から送られてきた幼児用アコーディオンがある。最初はこれを使ってみたんだけど、アコーディオンってやっぱりとても難しい。途切れないように、鳴らしたい音色を考えながら空気を送り込むにはだいぶ修行がいる。へでなしのあっこさんのアコーディオンの音はとっても柔らかくてあっこさんの優しい感じがそのまま音になっていてわたしはとても好き。これからこの歌にへでなしのメンバーでどんな音が重なっていくのかな、とっても楽しみ。
ずっと使っていなくて風を送り込むたびにカビ臭さでむせてしまう、技術がおいつかないアコーディオンを遂に諦めたわたし、今度は鍵盤ハーモニカで音を重ねてみる。そしたらピアノも重ねたくなる。自然とコーラスも入れたくなっちゃう。そんな感じで1人で部屋中楽器だらけにしながらわくわくと音楽する。さてここからどうやって録音すればいいんだろう、と迷っていたところに、音だけを動画に重ねる機能がついたアプリがあるのを発見!でもこのアプリ、動画は流れるのにやぶじゅんの演奏が聞こえない。これだとやぶじゅんの歌に合わせられない!困ったわたしはパソコンからイヤホンで音を流して、ケータイで開いたアプリで音だけを録音して重ねるという、デジタルなものを使いながら超アナログな方法で音を録った。
以前ツアーミュージシャンのSiMoNさんに言われたことがある。録音環境が無いのはケータイが無いって言ってるのとおんなじ感じだよって。ケータイが無ければ連絡が取れない。あれば伝えたいことを伝えられる。録音環境があれば離れてても音を送り合って作品作りができるよ、って。コロナ禍で動けなかったときも世界中のミュージシャン仲間と音を送り合って音源を作り続けたSiMoNさん、彼の言葉に心から納得がいった。知恵と技術を学ぶ気持ちがあればどんな状況でもやりたいことに焦点を当てて暮らせる。わたしもここから学ぼう。そして近く遠くに限らず大事な音楽仲間たちとここから丁寧に音を重ねていきたい。
前置きが長くなったけど、やぶじゅんの新しい歌「叢雲葵(ムラクモアオイ)」がとってもすてきなのでぜひ聴いてみてください。
叢雲葵(ムラクモアオイ)
矢吹淳 ウクレレとうた
松浦香織 鍵盤ハーモニカとピアノとコーラス















